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呼びかけ言葉の大切さ

老婆の従妹とその友達が台湾からやってきた。
2週間滞在予定。
子供達が中国語を話す機会になる。
日本にいると母親と以外に中国語を話す機会が限られているので、貴重だ。

老婆の従妹がうちに来るのは3回目ぐらいだろうか。
リピーターということは、うちを気に入ってくれているということだ。
嬉しい。

あと、いつもボクに「姐夫,姐夫」とさかんに呼びかけてくれる。
「あんたが姉さんのダンナでよかったよ。私もあんたが好きだよ。」という気持ちが伝わって来る(錯覚?)。

誰かと新しく知り合った場合、相手をどう呼んでいいかわからないことが多い。
でも、適当な言葉を使って誰かに呼びかけることは、とても大切なことだ。

中国語の場合、どの親族にどういう呼びかけ方をすべきかだいたい決まっているようだが、外国人には複雑だ。
台湾人同士でも、年齢などの関係で、セオリー以外の呼びかけ言葉を使っていることも実際には多い。
そして外国人が親戚になった場合には、通常台湾人親族相手に使うか呼びかけ言葉がなんとなく気恥ずかしく感じられることもあるようだ。
だけど、呼びかけを避けていると、関係を回避しているような感じになる。

どういう言葉で相手に呼びかけるか考えることは、相手を自分の中でどう位置づけるか探るということだと思う。
うまく位置付けられると、コミュニケーションはスムーズになる。
うまくいかないと、居心地の悪い感じが付きまとう。



by kungyangyi | 2017-03-24 06:01
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